2012年3月14日水曜日

ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ「春」。使用している楽器はストラディヴァリVnとグラーフPf。amon ra というレーベル。どこかの博物館の楽器コレクションを使って演奏した録音をだしている。
録音だと、その楽器の音量はどのくらいなのか分からないことが多いけれど、同時に鳴っている二つの楽器を聴き比べることである程度想像がつく。ヴァイオリンのほうはよく歌っているなという感じ。ドライだけれど音に芯があって、はちきれんばかりに鳴っている。グラーフのピアノも箱がよく響いて、弦がハンマーでたたかれた後から箱が歌いだして音があとになるにつれ増幅されてゆくような感覚がある。

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